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確かに以前そう言われたことは覚えている。だから、触れるところが的確なんだろうか。その指の動きひとつひとつが確実に優羽を昂らせているような気がする。
「あまりそういうことが得意じゃないだったか? 優羽にそんな意識を植え付けた奴は後悔するといい。こんなに感じやすくて、とろとろになって可愛くて、甘えたな優羽を見られなくて残念だな」
「甘えた?」
「知らないとかって舌っ足らずな声出して、いいとか、もっととか言う優羽は可愛い。なあ、俺だけに甘えて俺だけに蕩けろ」
いつも城ヶ崎は優羽をとても欲しがってくれるから、もっと見せても自分を委ねてもいいのかと思ってしまう。
ゆっくりと中に指が入ってきた時に、今までとは違う感覚が優羽を翻弄した。いつもは中に入れられることが怖かったのに、触れられたいと思ってしまった。
「指入れてるだけなのに優羽が絡みついてくるから、それだけでも気持ちよくなりそう」
優羽の耳元でそう囁くと城ヶ崎は膝立ちして優羽の下肢に頭を埋める。
指で中の気持ちいいところに触れられながら、さっき剥かれてしまった陰核も舌でつつかれてしまった。敏感なところを舌で触れられるだけでも、蕩けそうなのに、さらに中まで探るように指を動かされてもう、すぐにでも登りつめそうだった。
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