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「優羽、胸がすげー感じるみたいだな」
だからさっきから柔く舐められたり甘噛みされたり、指で散々摘まれたりしていたんだと分かる。
薄暗い部屋の中でも白い肌にぽつっと赤く主張しているのが分かって恥ずかしい。
それに城ヶ崎の息が軽くかかるだけでも腰の辺りにしびれのようなものが走るのだ。
「ここだけで、イけそう」
優羽の弱いところを見つけた城ヶ崎はなんだかとても楽しそうだ。
ここだけで、なんて。そんなことされたらおかしくなってしまう。
「え、無理だよ……」
「無理じゃないと思うぞ。今度、やってみような?」
だって、そんなことされたら……。
「想像した?」
「え?」
「ここが、反応した」
さっきから城ヶ崎がゆるゆると優羽の中に触れているとは思っていた。そんな反応を見られていたのかと思うと一瞬で顔が熱くなる。
「やだ……」
「どうして? すごくいいぞ。優羽の身体はすごく正直で可愛い」
あまり好きではなかった行為だが、城ヶ崎が言ってくれることはとても嬉しかった。
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