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城ヶ崎はもう優羽に遠慮はしていなかった。
首元からデコルテ、胸元へと移っていく唇は時折痛みを伴って、優羽は自分の肌に跡がつけられていることが分かった。
さっき知られてしまった優羽の弱いところには城ヶ崎は遠慮なく触れる。
「気持ちいい？ イきそうならイくって言って？」
「そんなの、恥ずかし……い」
「言わないと分からない」
そう言いながら内壁の敏感なところを煽るようにくすぐるように触れるのは絶対に分かっているはずだ。
「さっき言ったよな？ 優羽には気持ちいいことだけしてあげる。ん？ 気持ちよくない？」
「わ……かんない」
ふっ……と笑った城ヶ崎は優羽の足の間に顔を埋める。
「ちょ……、やだっ！ 城ヶ崎くん！ いや！ あぁんっ……」
「いや？ こんなに濡れて溢れてくるのに？ ヒクついてて、気持ち良さそうだけど」
ふうっと息をふきかけられて、そこが敏感になっていた優羽は背中を浮かせる。
「んっ……あ、そんなとこ、いや……」
「とろっとろにしてすっげぇ恥ずかしいもんな？ 赤くなって主張して、物欲しそう。舐めてやるから足開きな？」
「そんなの……ムリ」
「なに？ 舐めるのがイヤなら指でされたいわけ？」
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