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「優羽、大丈夫か?」
城ヶ崎はずっと気遣ってくれていて、優羽はただ甘えればよかったから。
「ん、おっきいけど……へいき」
それを聞いた城ヶ崎が一瞬目を見開いたことに優羽は気づかない。
たださすがにいちばん奥まで入ってきた時はその圧迫感と押し広げられる痛みとこんなところまで、という感覚はあったけれど、それでもイヤだという気持ちはなかった。
「……っあ」
その時、思い出した。
確かにあの日、この人とした。
途切れ途切れの記憶が甦ってくる。
優羽のことを何度も呼ぶ甘い声。
優しく揺さぶられる身体、しっかり絡められた指。
優羽に思い出させるためか、たぶん城ヶ崎はあの日と同じ手順で優羽の身体をあばいている。
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