(間違えて非公開になったのを再度更新)

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ふと思う時がある。世界はパズルみたいな感じに出来ていて、組み合わさったパーツと、組み合わさっていない、バラバラのパーツがあるとする。凸凹以外にもはまるもののあるパーツの中、私はどんな形をしているのだろうか。組み合わさっているパーツはあるのだろうか。私が作った物語を、御伽噺の舞台劇を、本当の意味を分かってくれる人は居るのだろうか。人は憧れるから妄想をする。生き物は知りたいから考え、行動する。だとしたら私は、なぜどうしようもないほど物語が好きなのだろう。なぜこんなにも物語を作り上げてきたのだろう。私が作った最初の物語は、なぜあんなにも残酷だったのだろうか。 私が作った物語の意味をわかってくれる人がいるのかはわからない。でも、私はきっと、面白いと言ってくれる人がいたから書いてきた。本当かは知らないけど。私が物語が好きなのは、きっと、そこに書かれた言葉の数々に救われたから。作り上げて来たのは、きっとその面白さを世界に広げて、おこがましいしアホくさいし堅物キモいと思うけれど、私も誰かを救ってみたかったから。どうしても想像出来ない事といえば、私が作った最初の物語が、なぜあんなにも、というよりそもそも残酷かどうかは知らないし一般論はこのくらい?的な感じで今書いたので他人の感性にお任せするけれど、でも、当時自分の事しか考えなかった人間が、主人公が父を失って自分のせいだと優しかった母に虐待されるようになりついには奴隷オークションに売られて、乱入して来た人達に救われて魔法を教わって一人前になれそうだった時にその人達が魔女狩りによる火炙りで殺されて、命からがら逃げてたどり着いた場所でいじめられて、そこで出来た恋人とその妹は村人にとって都合が悪かったから人身御供とかいって溺死させられて、怒った主人公が村人全員殺して自分の魂と村人達の魂、そしてこの世の人々の自分に関する記憶を使って兄妹を生き返らせ、彼女は人を殺した罪で地獄に行く直前、全てに忘れ去られてられて霧となり消えてしまった。っていう話をよく作れたと思う。なんでだろ。分かんないな。やばい謎には思ってたけど明確化しちゃった。そしていつもより多く書いちゃった。まあいいや。ほとんど見てる人いない訳だし。
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