私の彼、私を溺愛中。

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何からって、いつも自分で決めてるじゃない……。 そんなこと野山に言ったらどんなことされるかわかんないよ……。 「野山の好きにどうぞ~」 『ん、いいの!?りょーかーい』 ニヤケながらそう話す君。なんか企んでいるのだろうか…… 『じゃあ今日はハグしてみて?』 ん??ハグ?吐くかな?気のせいだな、うん。 『ほら早く。ハ・グ』 ムスッとしてる気がしなくも無い。やっぱりハグだったんだ。 「それはちょっと……今日はパスかなぁ〜はは あ、そうだー今日はまだ仕事がー」 あからさまな嘘だと分かっているが言ってしまったものは取り消せない。 『……ふぅん?俺にそんなこと言っちゃうんだぁ?』 あ、怒らせてしまった。これはダメっ…… 気づけば私の唇と野山の唇が触れ合っていた。 顔が熱い。恥ずかしい。 『ふふっ顔真っ赤だよ〜?』 くぅぅ……やられた。
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