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彼女らが歩いてたどり着い場所は、人の気配がない、村のはずれ
ちゃんと意味はあるのだ
この場所が、二人の秘密基地だから
«我らの守り人よ、扉を開きたく申す»
ミリアは藍色の瞳を輝かせながら呟いた
すると浮遊感に包まれ、二人は白銀色の光に包まれ消えた
いや、移動させられたのだ
二人が目を開くと、そこは自然豊かな草原であった
ミリアの時空能力とカンナの植物交流能力により創られた、二人だけの秘密基地
ミリアの合言葉によりこの空間へ招待される
ラウム族の時空能力の応用である
この草原には一軒だけ、建物がある
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