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見た通り、木造の建物だが、これはカンナもよく分からないという
植物と交流を行う一族だが、ここまで大きなものはすぐにつくれないという
二人がここにたどり着いたときには既にあった
ミリアとカンナ以外には此処に入ったことは無い為、未だよく分かっていない
だが、昼に来れば暖かい陽光と優しい花たちが迎えてくれる
そして、一本だけ聳え立っている大樹も…
ここで二人は誰にも邪魔されず、穏やかに中を深めていったのだ
お菓子を作ったり、たわいの無い会話をしたり、絵を描いたり、その日によって様々だが、此処に来て必ず行うのは、ダンスである
音楽をかけ、二人で好きなように踊る
ポップスを踊る日もあれば、ロックを踊る日、たまにはワルツを踊ったりと、本当にその日の気分なのだ
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