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建物の中ではなく、外で踊る
草花たちも揺れて一緒に踊ってくれているように感じる
ダンスに意味は特にないのだが、二人はこれが楽しみである
ミリアはカンナ、カンナはミリアのことを想い、思うままに踊る
二人は他にはないほど、お互いを大事に思っているのだ
この日はポップスだった
明日は何をしようか、にこにこしながら時は過ぎていく
カンナは今日作ったクッキーをリント用に袋につつんで、かばんにしまった
「きっと喜んでくれるわ」
カンナはとても嬉しそうな顔をしていた
「そろそろ帰る？時間もかなり過ぎたしね」
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