2 二人だけの場所

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カンナはコクリと頷いた 「リントの反応が楽しみだわ」 ミリアも小さい妹たち用のクッキーを包んでカバンに入れた 建物から外に出て、大樹に近寄ると、ミリアは来た時のように呟く «我らの守り人よ、扉を閉じたく申す» するとまた二人は白銀色の光に包まれて、元の場所へと戻ってきた 二人の平和な日常なのである
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