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リントは今までに見た事がないくらい目をきらきらさせていた
「飛ばすから、ちょっと待ってね」
私は二人の肩を軽く叩き、両手を上へ上げた
すると二人はふわりと宙に浮いた
「すごいすごい!ホントに浮いた!」
「ミリア、ホントに浮いたわ!凄い!」
二人を浮かせたのは初めてだった
特に浮かばせなかった理由は無いが…
私も浮いて、西の方へ動き始めた
村の上を通っていくと、私たちを人々が見ている気がしたが気にしない
私が仕事している時はいつもこんな感じだし、みんな解ってくれている
カンナとリントは空中から見る景色が珍しいのか、色々な方向をみて、とても楽しそうだ
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