4 漣の宝石とエメラルドの瞳

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しばらく進むと慣れない匂いがした きっと潮風の匂いなのだろう 慣れないだけで、嫌いでは無い ひらけた場所におりると1人の少年がいた 「すみません。あんさん方、どなたですか?」 少し警戒しているようにも見える 先に声を出したのはカンナだった 「この集落のユーリナさんの友達です。私はお話を したくて来ました。今回はここのラウム族のミリ アの能力で空から来ましたが…」 そこまで話すと少年はくるりと集落の方へ向いた 「案内します」 少年はさくさくと進み始めた 私たちは急いで彼について行った 歩いていくとだんだん家が見えてきた
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