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「ミリアの姉ちゃん!今日もカンナ姉と遊ぶの?
また今度、時空のお話聞かせてよ!ぼく、とても
興味あるんだ!」
その子は熱心にミリアに話しかけている
「僕たちはお花さん達と仲良しだけど、ミリアの姉
ちゃん達は時空を飛べるんでしょ?!」
「リント、その辺にしときなさい。いつもミリアに
迷惑かけるんだから」
リントと呼ばれた少年はすうっと静かになった
少しすねているようにも見える
「リントくん、私はまだ時空を操る程では無いの。
お話なら今度、沢山してあげるわ。今日はミリア
とお出かけするから、許してね」
ミリアは優しく微笑んだ
彼女の美しい藍色の瞳は見る人を魅了する
リントはコクリと頷いた
「ミリア、おまたせ」
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