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やべっ、教室に筆箱忘れた。
まだ空いてそうだし、取りに行こ。
ダッシュで教室へと向かうと、なんとそこには人がいた。
しかも…あの子。
「あれ?どうしたん?」
「あっ、筆箱忘れちゃって。ハハッ。」
急いで取って戻ろ。
そう慌てたのが行けなかったのかもしれない。
「ガシャン」
正真正銘のドジである自分は机の脚に自分の足を引っ掛けた。
「うわっ、」
やべっ、あの子にぶつかる。
「ドシャーン」
う、痛った。ん?
気がついたらあの子を床に押し倒していた。
「あ、りつ。大丈夫?」
この目線は非常に良くない。
スーパー上目遣いだ。
「あっ、ごめん!マジで。大丈夫?」
さっと離れて、
なんとか欲望を抑えようと必死になって頭を回転させた。
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