6人が本棚に入れています
本棚に追加
急にあの子が泣き出したので驚いたが、抱き締め返した。
きっと、辛かったんだろう。
この子のために自分が出来ることがあるならば、精一杯してやりたい。
5分くらいすると、あの子は泣き止んだ。
「りつ。ほんとごめん。」
真っ赤な目で過去最強の上目遣いでそう、言われた。
もう、無理だよ。
自分はもう制御できなくなっていた。
あの子を再び。今度は意図して押し倒した。
驚いた表情を見せたが、そんなのお構い無しに唇にキスを落とした。
何度も、何度も。
ふと、顔を離してあの子の顔を見ると真っ赤な顔で妖艶な表情をしていた。
これが同級生なのだろうか、と思うほどの。
そして、あの子の胸に手を伸ばす。
しっかりとした弾力が伝わってくると同時に、あの子の口から微かな息が漏れた。
「ん、はぁ。」
「りつ?どうしたの?」
「ん、めちゃくちゃにしていい?」
さっきまでの臆病な自分はどこに行ったのだろうと思うほどに頭がどうかしている。
意表をつかれたような顔のあの子は首を縦に振った。
一層キスは激しくなり、手の動きも激しさを増していた。
「はぁ、はぁ。なに、これ。気持ちい。」
あの子の息もだいぶん荒い。
そろそろかとスカートへと手を伸ばした。
「ん、恥ずい。」
その表情も可愛かった。
「めちゃくちゃにしていいんでしょ?」
そう問うと、諦めたような顔をしたのでお構い無しに手を突っ込んだ。
「あっ、」
もう十分な程に濡らした指で、円を描くとあの子の表情はより妖艶になっていった。
「あぁ、はあ、はあ。」
放課後の、教室で、2人。
こんなことをしている人はいないだろう。
手のスピードを早めていく。
「あ、あぁ!んっ、」
もうそろそろかな。
「りつ、待って。なんかやばい!」
そんな声がさらに動きを早めさせた。
「んんっ!あっ、あぁ!あん!」
「ちょ、待って!なん、か、あっっ!」
腰を振るわせて、あの子は果てた。
最初のコメントを投稿しよう!