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「え...?これって..?」
「うん..」
「黒...じゃん」
トキさんの驚いたような顔に一瞬不安になる。
「...だめ。...かな?」
「ううん。めっちゃいい。リオが黒って意外やっただけで、でもめちゃくちゃいいよ。...ということは...下も?」
トキさんのキラキラした目にうれしくなる。
そんなに好きなんだ...
「見て...みます?」
「うん。見たい」
そう言ってスカートに手を掛けたトキさんの手を押さえる。
「...え?」
「だって...。なんだかはずかしい...。それに...もしがっかりさせちゃったら...」
「がっかりなんてするわけないやん。手どけてーや。早く見たい」
いつも冷静なトキさんの焦る姿にうれしくてわざと焦らしてじっと見つめる。
トキさんはまるでお預けをされた犬のように鼻息荒くしている。
「な。いいやろ?」
「ふふ。トキさんたら慌てちゃって」
「だって..早く見たい」
「しょうがないですね。ゆっくりですよ..」
トキさんはそう言ったとたん、剥ぎ取るようにスカートを脱がした。
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