アルバイトの浩二君

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「あ、店長...。店長!」 「な、なに?」 「俺と...。おれと付き合ってください」 突然の言葉に驚いて彼をみる。 若いな。あらためて見ると顔は好みじゃないけど、体つきはがっしりしている。この子どんなんだろ。若いからきっと激しいだろうな。そんなことを考えドキドキしてしまっていた。だってトキさんが悪いんだからね。トキさんがあんなままでほっとくから。私は悪くないんだから。一瞬そんなことを考えていると、隣で舞ちゃんが睨んでいるのに気付き我にかえる。
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