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「ごちそうさまでした」
要が作ったものは全て平らげた。どれも美味しくて満たされた。つばめがあまりにも美味しそうに食べるからと自分はいいからと要がつばめの方に料理を3分の1ほど移してくれた。いいのか?と思ったが美味しすぎて結局好意に甘えた。
「お粗末さまでした」
料理だけでなく、片づけまでしてくれる。さすがに「やるよ」と言ったけど要は「お仕事で疲れてるでしょ?ソファーで休んでて」と言われた。もう洗い物も終わりそうだったし、「だったら…」とソファーに座ったらもう駄目だった?
「つばめ?」
要に呼ばれた気がする。けど風呂も入ったし、美味しいものを食べて満たされて眠くならない奴なんていない。気が付いたらつばめはそのまま眠りの世界に沈んでいった。
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