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「僕はつばめが僕のことを心から憎んで嫌いになって目の前から消えろって言われない限り、ここにちゃんといるよ。出かけてもちゃんと帰ってくるよ」
「!」
「だってもっと僕の作る料理を食べてほしいし。胃袋雁字搦めにして絶対、僕の作る料理が世界一美味しいと思ってほしいもん!そして絶対僕のこと、恋愛として好きになってもらうんだ!」
「…」
先程までわんわん泣いていた男はどこに行ったのやら。つばめが心配しなくても要は実は結構タフなのか?目は生命力に満ち溢れている。沢山泣いたし、殴られたのもあり顔はちょっと腫れて明日の朝には今よりかはマシになってますようにと手を合わせて祈りたくなるレベルなのに。
要はつばめと生きていくことを本気で考えている。
つばめは1人がずっと好きだった。気を遣わない世界は天国で息がしやすかった。人の目も気にしなくていい時間はなくてはならない時間だ。
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