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グレイベージュのスーツを脱がされ、オフホワイトのブラウスのボタンをはずされ、顔をだしたラズベリーピンクのブラジャーを前に、貴糸の鼻息が荒くなる。樹理の身体を寝台のうえに縫い付けたまま、彼は彼女を愛撫する。胸の突起は貴糸にふれられたからか、レース越しでもわかるくらいに硬く勃ちあがっていた。胸だけでなく、ショーツをはいたままの下半身にも彼の手はのびている。すでに濡れて甘い蜜の香りを発していたそこへ、貴糸は容赦なく顔を埋める。布越しの秘処に彼の鼻があたる。匂いをかがれた樹理はか細い声で甘く囀ずる。
「キート、やだっ、恥ずかしいっ」
「濡れてる、かわいい。ようやくジュリちゃんが俺だけのモノになるんだな。ぜんぶ脱がせる前に、この下着姿でいっかい達ってごらん」
「ぁあっ、ンっ――!」
そのまま布ごと敏感な場所を齧られて、樹理は身体を弾ませる。
手と口でショーツを脱がされ、あらわになった秘処に今度は指が挿入される。ごつごつとした男の指に蜜洞を耕され、樹理は声にならない喘ぎをつづけた。
「きっつ……ジュリちゃんのナカ、俺のでいっぱいにしてやるからな」
「あ……キート、それ、へんっ」
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