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【おさわり】
丁寧に『お』をつけてみた…随分と違う。
私は大手電機メーカーの一社員。
入社した時はバブル絶頂期でした。
死語かも知れませんね、バブルって。
高知高専の電気科を卒業。
大手企業を選び放題の求人ラッシュ。
特にこれといった目標もなし。
安定感を感じて、この会社に。
『人の〇〇』と言われた会社にだけに、あのリーマンショック（これも死語？）でも、極力解雇はせずに、社員を大事にする風土あり。
組合も強く、一つの企業並の存在。
私は執行委員もやりました。
仕事ではかなり上の部長や所長が、組合執行部として懇親会をすると、酒を注ぎに来る。
さすがは、幹部達だと感心しました。
４月生まれの私は、入社して直ぐに20歳。
東京本社採用から、名古屋へ配属。
初めての名古屋。
初めての満員電車通勤。
初めての痴漢経験（女性から）💦
高専は短大と同じ扱いでした。
大卒達と所謂ホワイトカラーの道のりへ。
約３ケ月の贅沢な研修を行いました。
高卒の人は１年間の厳しい研修を実施。
今は、モールを挟んで名古屋ドームがある。
その７倍以上の敷地に約17の部（工場）。
中央線の駅とドームの間にある。
きっと…邪魔ですよね。
みんな周りを歩いてドームへ。
ドラゴンズが負けると最悪。
帰る人がゴミを投げ込れることもあるとか。
研修が終わったら一応…希望部署を問われる。
高知の田舎育ちの私。
『Childhood friends 〜随想録〜』に記載。
https://estar.jp/novels/25861391?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=viewer （写真あり）
満員電車が嫌で、岐阜県にある分工場を希望。
あの時の人事達の笑顔が忘れられない。
名古屋から電車でも車でも１時間。
あの多治見市の隣の可児市。
やはり皆んなは名古屋がいいらしい。
未だに希望したのは私だけとか…
今では全員にタブレットPCがあります。
入社当時は課に２台。
弊社製のものでした。（とっくに撤退済み）
設計に入り、太線・中線・細線を引く訓練。
図面や資料も手書きだから、直すのは大変。
厳しかったですよ〜上司は。
でも、パワハラじゃなく、指導。
しっかり面倒を見てくれました。
2D-CADが始まり、書くのも修正も楽に。
3D-CADが来た時は、遊んでるみたいでした。
考えなくても断面図が出来る。
メールなんてないから、レターに検認貰う。
電話か、直ぐに行って会って話す。
それでも仕事は十分できていた。
今は本当に便利になったのかな？
社会や人、自然から宇宙、命まで。
色々想うことを呟いてみました。
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