E.D.F

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 △月○日。  今日も何とか生きてこの手記を書いている。  私は今日、一人の兵士に命を救われた。  白兵戦を展開している戦地に赴いた私は、彼らの姿をこの目で見ようと、一師団に同行し前線へ向かった。  敵陣がもう目前に迫った所で、私は信じられないものを目にした。あろうことか、彼らの姿は紛れもなく地球人類の子供の姿だったのだ。子供が、手に見た事のない物体—恐らく銃火器の類だろう—を持ち、三人が迫ってきた。  E.D.F隊員の中には、怖くなり逃げ出す者もいた。鍛えられた人間でも、流石にあれを目の当たりにすれば気が動転しても無理はないだろう。その中で、ある兵士だけが冷静に現場を指揮し始めた。それが私を死地から救ってくれた兵士だった。  その兵士は一言、経験済みだ。と、淡々と述べ銃口を彼らに向けた。その直後、銃口から火が噴き彼らの一人に命中。すると、彼らは青白い肌の姿に身を変え警戒し始めた。  そこからははっきり覚えていないが、脚に激痛が走った後、意識が薄れていった。  そして目が覚めると、私は兵舎の医務室ベッドで横たわっていたのだ。今日はこの手記を仕上げるので精一杯、また眠気が私を襲う。  
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