燐舞曲の美術館巡り

1/1
前へ
/4ページ
次へ

燐舞曲の美術館巡り

ある日の事、燐舞曲矢野緋彩役ももはるちゃんがりほにゃん達に美術館のチケットを渡した。 静かなオフィスにメゾピアノが響く、ももはるちゃんはメンバーを呼んだ。 ももはるちゃんは美術館で作戦を実行する予定である。 はるな「ねぇ、りほにゃん達、美術館のチケット4枚もらったんだけど一緒に行かない?」 紗英「え!?美術館!いいね!私も行く!つんこちゃんも行く?」 つんこ「さえチの言う通りなら行こうかな! りほにゃんは?」 里保菜「ごめん!この後配信があるから!」 はるな「あら~残念。3人で行こっか」 りほにゃんを覗いてつんこちゃんとももはるちゃんとさえチは美術館巡りをしていた。 ─美術館─ はるな「大人3人でお願いします」 受け付け「あのー、大人3人ではなく...子供1人ですよね?」 紗英「あのー...私も大人ですけど笑」 受け付け「か、かしこまりました💦失礼致しました」 とりあえず受け付け人は3人をお通りさせた。 受け付け「大人3名様ですね。こちら特典のカードになります。こちらにお名前を書いてお進み下さい」 3人「はーい」 ~受け付けが終わり~ つんこ「色んなのがあるね」 紗英「あれ見て!すごいこの絵も写真みたい!」 もものはるな「ほんとだね。プラネタリウムもあるよ」 紗英「美術館にプラネタリウム!?」 つんこ「後で時間があったら見に行こうか」 ももはるさえチ「いいね!」 そして、プラネタリウムを見終わり今日の夜に作戦実行を計画したのである。 一方、Photon警察側は・・・ Rachell「早速だが、怪盗燐舞曲を捕まえる方法を考える。何がいい案あるか?」 吏佐「罠を仕掛けるのはどうですか?」 Rachell「どんなだ?」 吏佐「センサーです!センサーだと防犯にかかるのかなと思うのですが」 Rachell「センサーか・・・とりあえずうん。 考えるとしよう。他にはあるか?」 吏佐「あの、怪盗燐舞曲は宝石を盗むんですよね?」 Rachell「そうだ」 陽葵「宝石はガラスケースに入れられています。例えば、ガラスケースを強化ガラスにしておくか、パスワードを知らないと開けられなくてパスワードを間違えると電流が流れるとか!」 Rachell「なるほど。それもいいな。よし、そのような細工ができるかどうか、相談してみる!」 ~~~~~ 怪盗燐舞曲が美術館に宝石を盗みに来る夜。 宝石は特別展示場に置かれている。 ガラスにはつむつむとはるちゃんが言った 細工が施されている。 また、特別展示場にはセンサーが張り巡らされた。 そのセンサーは人の目には見えない。 センサーに当たると警報音が流れる。 Rachell「もうすぐ来る・・・緊張するな・・・」 奏音「今日は何も取られないですよ。先輩!色んな細工をしているんですから!」 Rachell「そうだといいんだが」 刑事「あの!防犯カメラの映像を見てください!」 Rachell「どうした?・・・・あっ!」 奏音「特別展示場に誰かかいる!」 防犯カメラのに映っていたのは女性の後ろ姿。 その女性はパーカーを被っていた。 Rachell「この後ろ姿は・・・怪盗燐舞曲のつんこさんじゃないか!?」 吏佐「どうして入れてるの?センサーは??」 すると防犯カメラの映像が突然切れて画面が真っ暗になった。 Rachell「何が起こった!?」 刑事「今すぐ特別展示場に行きましょう!」 Rachel「そうだな!じゃあセンサーを切らないと・・・」 つむつむが操作をしてセンサーなどを解除された。 PhotonMaidenと他の刑事達は特別展示場に向かった。 Rachell「つんこちゃん、いるのか?」 チェルさんは呼ぶが特別展示場には誰もいなかった。 七木奏音「誰もいないじゃん!どういう事!?」 刑事「宝石は無事ですか?」 吏佐「確認しましょう」 全員で中央のガラスケースに向かう。 チェルさんはパスワードを入れてガラスケースの鍵を解除した。 ガラスケースが開いて宝石を調べた。 刑事「これ、偽物ですよ!」 吏佐「嘘っ!!どうして!?」 奏音「つんこちゃんがすり替えたのかな」 刑事?「そうかもしれません。ではこの宝石を私が預かっておくのでみんなで怪盗燐舞曲の行方を追いましょう」 刑事は宝石を持ってどこかに行こうとする。 しかし、チェルさんは刑事の腕を掴んで行かせない。 Rachell「あなた、怪盗燐舞曲の誰かでしょ??」 つむつむ奏音「え!?」 刑事?「まさか、何言ってるんですか!」 Rachell「その宝石、本物なんだろ?でも偽物と偽って持って行こうとした」 吏佐「防犯カメラの映像にはどうなるの?つんこちゃんが映ってたよ」 Rachell「怪盗燐舞曲の大塚紗英は天才ハッカーだ。防犯カメラの細工くらい、簡単だろう」 奏音「じゃあ、嘘の映像ってこと・・・」 Rachell「そうだ。あれを見せて、宝石が危ないから様子を見に行こうとと言っててセンサーを解除させたんだよ。宝石を手に入れるために」 奏音「なるほど・・・」 Rachell「さぁ、観念しろ!」 刑事?「・・・ふふふふ・・・・」 刑事は突然、高笑いをした。そして、顔に手をやり変装用のマスクを取った。マスクの下からは、 黒いショートカットの女性の顔が現れた。 Rachell「さえチが変装していたのか」 紗英「そうだよ。あーあ、途中まで上手く行くと思ったのになー」 奏音「宝石を返しなさい」 紗英「やだね。これは私たちのものなんだから!」 PhotonMaidenはさえちを追いかけた。 さえチとの距離が挟っていく。 もうすぐ、逮捕できると思ったその時。 さえチの手にスプレーような物があり、 プシューという音がした。 白い煙のようなものがPhotonMaidenの顔に かかった。 吏佐「なにこれ・・・なんか、眠くなってきた・・・」 Rachell「気をつけろ・・・それは催眠ガス・・・」 PhotonMaidenは眠りについた。 あとから追いかけた刑事達もその催眠ガスを吸い込み次々と眠りに陥っていった。 さえチは屋上に向かった。 大きなモーター音が近づいて来た。 ヘリコプターである。 ヘリコプターは屋上のヘリポートに着陸した。 紗英「ももはるちゃん、迎えに来てくれてありがとう」 ももはるちゃんがヘリコプターを運転していた。 さえチはヘリコプターに乗り込む。 中にはつんこちゃんがいた。 つんこ「宝石は盗めた?」 紗英「うん、大成功だよ」 つんこ「さすがだね、さえチ」 はるな「今日はアジトに戻ったらパーティーを開こっか」 紗英「やったー」 里保菜「・・・・」 こうして怪盗燐舞曲は宝石を盗む事に成功し、 アジトに戻ったのだった。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加