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「…ゲホッ!ゲホッ!…はぁ…」 冷たい池の中に落ちた私は、とりあえず立っていられる深さということがわかったので落ち着いて辺りを見回す。 そして、周りの風景が落ちた時とは異なっていることに気がついた。 池の淵に立って私を見下ろすひとりの老婆がニヤリと微笑む。 「ひゃっひゃっ。87番目
と
88番目の人間よ。ようこそ、妖精界へ」
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