十四・五 おやすみ恋人、また明日

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十四・五 おやすみ恋人、また明日

「貴広さん……」 「ん?」 「……やっぱ、いい」 「何だよ」 「ん……明日言うよ」  明日の朝、共に眠るセミダブルのベッドで目が覚めたら。 「おやすみ」  貴広は恋人の頬にキスをして、灯りを消した。
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