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おじさんはミラーの下で、ジッと動かずにつったってた。
通りすぎて数秒後、何故か分かんないけど、直感的に、なんかおかしい………
って思って振り返った。
でもそこには、誰もいなかった。目で探したけど、そこは見渡しがよくて
とてもじゃないけど
この数秒で見えなくなる訳がなかった。そう考えると、きっと
ありゃ
人間じゃないなって思った。
でも、それにしては、今までと違ってリアルすぎたからお母さんに
「さっきおじいさん見たよね?ミラーの所…」
て聞いてみた。
「いなかったよ?はははっ、幽霊じゃない?」
ちょっとムカ(;-_-+ついた……けど、とにかく見てないらしい……
あまりにも細かくリアルすぎて、その時はちょっと恐くなって
(安らかにお眠り下さい…)
って心で願いまくった。一応、ちゃんと手もつけてね。それが、今までの中では一番人間に近かったな……
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