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第五十八話 「последняя молитва」
「Ты глупый
тысячелистник!?
(頭の悪りぃヤロウだな-------ッッ!)」
"パンッ"
"パンッ"
"パンッ"
「Антон!?
(アントンッ!?)」
「Хех! Капуста!!
(-------ヘッ
くたばりやがれっッ!!)」
"ドサッ!"
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
何かを喋りかけた途端、アントンが
三度程発砲するとツベフォフは
それに合わせる様に雪の上に倒れ込む
「ア~ア! ぁあっ!?
ア・! ア、あわわわわわわわあっッ!?
アッ アッ!?」
"ビュオオオオオオオオ....
「Интересно не слишком
ли преждевременна
процедура увольнения,
(・・・発砲する手順が少し
早過ぎるんじゃないかしら....っ)」
「Ты что дурак ты меня
дважды предупредил,
(馬鹿か、オメエ、"二回"警告したろ....)」
"ガサッ"
「Конечно я слышал
предупреждение,
(確かに、"警告"は聞いたが....っ)」
「!?」
「Ц!?
(ッ------!?)」
"パンッ"
"パンッ"
「что случилось? Ты не
целишься в меня из
пистолета?
(・・・・どうした?
銃で、私を狙ってるんじゃないのか?)」
「Ц, !!
(ッ-------- っ!!)」
"パンッ!!
"パンッ!!
「Эй-эй почему бы тебе
не вести себя как
джентльмен?
(・・・・おいおい、少しは
"紳士"らしく振舞ったらどうだ?)」
「Эй, это!!
(こ、このっ)」
"パンッ!"
「Действительно
(ザシャッ! 本当に--------...
「--------!!
"パンッ!!
"パンッ!!
"パンッ パンッ!!"
「・・・・」
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ....!
「П-почему!?
(な、何で...っ!?)」
"パンッ パンッ パンッ!!"
「пистолет удобная вещь,
(・・・銃と言う物は、便利な物だ....)」
"グニャァァアアア....."
「Та, пуля!
(た、弾が....!
「Ну, криво,
(ま、曲がった....)」
「・・・・・」
"ビュウォォォオオオオオオオオ--------!!
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・!」
突然起き上がったツベフォフに
アントン、そしてレベデワが何度も
発砲し続けるが
「Давай Имой
Кажется Воля нас не
остановила,
(・・・さあ、エイモイ--------
"意志"は、どうやら我々を止める事は
できなかった様だ....)」
「あ、ぁあ!? ・・・ア~ア、!
ア! アワワワワワワワッ!?」
"ザシャッ ザシャッ ザシャッ ザシャッ...."
二人が放った弾丸は、まるでツベフォフの体から
遠ざかる様にその軌道を曲げ
雪の上へと落ちるとその勢いを無くし
金属の塊として音も無く
雪の上に散らばる-------
「Остерегайтесь русского
человека,
(-------"ロシアマン"に、気を付けろ....)」
"フゥウォオンッ!!"
「あ、アワワワワワワッ」
「а,
(あ、・・・)」
「Ч, что такое,
(な、何だ・・・・っ)」
"ヒュウウウウウウウウウウ---------ッ
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・・」
"ドルッ ドルッ ドルッ ドルッ..."
「・・・・!」
「・・・・Да благословит
тебя Бог.」
「а,
(・・・・あ、)」
「Т,ты
(て、てめぇー)」
「・・・・」
"フオオオオオオォォォォォ----------
そのまま、ツベフォフは木陰に置いてあった
バイクの様な物に江母井を乗せると、
振り返らずレベデワ達から遠ざかって行く...
ヒュウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ
「・・・・」
「-----------」
「-------- -------」
「.....
"ビュオオオオオオオオオ----------
「Ах, пистолет
(じゅ、銃が....)」
「Э-это не работает
(き、効かねぇ....)」
____ヒュゥゥウウウウウウゥゥゥ-------.....
第四部-~ਚਿੱਤਰ/>イマージェ-Л-конец|
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