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十七歳、三股 愛です。
私は美人ですか?
🎤「直球なのが来ました?」
🧎♀️「十七歳。可愛らしいんかな」
💖「うん。まだ幼さがあるね」
言ってください。気をつかわれるのは嫌です。覚悟してきたんで
🌈「美人じゃない」
🎤「…」
🌈「隣にいるのはお姉さんでしょ?大学出たばかりくらいかな?面影ある。お姉さんも美人ではない。なので、年齢を重ねても美人にはならない」
🧎♀️「なんてことを。わからないじゃないか」
💖「そうですよ」
🌈「そう。わからない。だが定義する美人とは違う」
🎤「規格してください」
🌈「今から言うことをじっくり考えて、肝に銘じて成長すれば可能性はあるだろう。本当の覚悟が必要」
🧎♀️「興味深い」
🌈「美人で思いつく言葉は?」
えっと、八方美人!?
🌈「すまないが、お姉さんの方は?」
美人薄明でしょうか…
🌈「うん、私が考える美人は笑わない。初めに言っておくが、かなり極端な考えとは自覚している。海外で暮らしていて言葉、表情豊かな文化圏にいると自分が薄っぺらく感じる時がある。だけど、意見を聞くと話しすぎはくどいと思われるのは万国共通と知った。
妖艶。知っているかな?」
わかりません。
🧎♀️「ほーそこを選びますか」
💖「妖艶ってどこか怪しげで未知数って感じ」
ああ。
🎤「クラスにいるかな?」
いやあ、わかんないです。暗い子?
💖「とは違うかな」
🌈「説明しよう」
🎤「ええかげんさん、ちょっと待ってください。ここでCMです」
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