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そしてそして夜ーーー
「ただいまー!」
「おかえりなさい!」
家に戻るとのぞのぞが待ってくれていた。
まるで夫婦だ。夢なら覚めなきゃ良いのにと思えた。
色々紆余曲折あったがなんとか上手くいけている。
生きていれば良い事あるなんて言わないが、こうなるとは思っていなかった。
オーガや人間に蹂躙される日々で、シャンナと言う姉がいたが彼女はミルシィ族の村を守る為に身代わりになり、アレンに助けだされたがシャンナは力を使い果たして亡くなる。
シェインはこのまま孤独な戦いを続けると思われた。
そんな彼を救ったのがチイチイだ。
当初はリコッタと結ばれていたが物心ついた時にはのぞのぞがいた。
不思議なものだ本当に。
「お風呂沸いてるから入って♪」
「ありがとうのぞのぞ♪」
のぞのぞの沸かしてくれたお湯に浸かるシェイン。
あとあとご飯を食べたりのぞのぞといっしょの布団に入り、そして夜が明けた。
明日からクロトと行動を共にするのか。
破天荒なクロトとペアなもんで不安が勝っているが上手くやって行こうのぞのぞの為に。
そしてのぞのぞはスイーツ城に、シェインはクロトの待ち合わせ場所に向かう。
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