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金髪のパンクな格好をした青年が現れたそこに。
「クロト様では無いですか!元気そうでなにより!」
「俺に黙って弱い者いじめしてないだろうな?」
「おかげさまで…じゃ失礼します〜!」
不良達は去っていった。
「へ、ヘタレな野郎達だぜ!」
「ありがとうクロトさん」
ツバを吐くクロトにシェインが礼を言う。
「なあに気にするな、それにしてもお前は強いな」
「え?強いですか?」
「不良達に毅然と立ち向かうお前は中々のもんだよ、シエルやパンにはまだまだ敵わないがな」
「シエルヤパン…?」
「あ、悪い昔の友人の話だ」
シェインが聞いてきたのでクロトは恥ずかしげに答えた。
「気になりますその人達、貴方のご友人なんですね?」
「あぁ今どうしてるかなアイツら?あ、俺が来たのは思い出話する為じゃなかったんだ、お前、俺の相棒にならないか?」
「相棒…?貴方にはグラキエースという方が」
「そうじゃない、俺は自警団を作ろうと考えてるんだ」
クロトは答えた。
「僕は一人のほうが活動しやすくて良いです」
「あぁその辺は気にするな、あまり干渉しないようにするから」
「それなら…」
そしてなんとなしにシェインはクロトの自警団に入った。
シェインは色々説明を聞いた。
給料もなんと入ってくるそうだ。
メイド隊員として頑張っているのぞのぞをちょっとでも楽に出来るかな?とシェインは思った。
で、何故シェインを誘ったかと言うと以前戦ってシェイン程手応えのある相手がいなかったからだそうだ。
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