第三章 彼の溺愛

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「社長と秘書が一緒に住むなんて聞いたことありませんよ、夫婦じゃあるまいし」 「だから俺は結婚しようって言ってる」 「社長のこと全然知らないですし、いきなり結婚なんて出来ません」 「わかった、今度の休みに出かけるぞ、空けておけよ」 彼は私の意見は聞かず、いつも勝手に決めてしまう、そんな事を考えていると、急に彼は私の手を引き寄せキスしてきた。 ドキドキする、意識が遠のきそう、彼の舌が私の舌に絡んでそのままベッドに倒れ込んだ。彼の唇が私の首筋に触れる、私は思わず声が出てしまった。 「美希、感じた?、このまま一気に最後まで行くぞ」 彼の手が私の太腿へ滑り込んだ。 「駄目、社長駄目です、これから仕事ですよ」 私は慌てて彼から離れようとした。 「じゃあ、続きは夜な」 彼は嬉しそうに言って、支度をして会社に向かった。 会社に着き車から降りると、彼は私と手を繋ぎ社長室へ向かった。
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