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不審者の正体
「それで、本当に誰なんですか....俺、こんな美人さん知りませんよ？」
「やぁだ♡美人さんなんて〜！」
現在進行形で俺は今、ツンギレ系絶世の美女を褒めちぎってます。なぜって？怖いに決まってるからだよ！！！！！
「ハハ、喜んでもらって何よりです...で、不法侵入じゃなかったら何なんですか？........変態？」
もしくは不審者か...？？
「誰が変態で不審者よ！！！キレるわよ！？」
「俺不審者なんて言ってません...！！！」
言ってたわよ！！心の中で！！知ってるんだから！！不審者にそんな風にキャンキャン吠えられても困る....って、
「心読んだんですか！？！？アンタなにもんですか...！？、！！！不審者......！？！？！？」
「不審者じゃないって言ってるでしょ！？女神様よ！！めーっ、がーっ、みーっ！！」
はぁああああああああああああああ！？！？！？！？
「.....ごめんなさい、反省してます、だからちょくちょく蹴らないで下さい...！」
「ハァ？イヤよ。散々暴れやがって....面倒な手間を増やした罰よ。」
そう言って、部屋にひとつしかない椅子に座る。
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