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そして、朝になり目を覚ますと・・・ お兄ちゃんが今日も私を抱き締めながら寝てくれている・・・。 時計を見ると6時半。 時計から視線を移し、目の前にあるお兄ちゃんの顔を見詰める。 カメラ越しではなく、自分の目でしっかりと見詰める。 白くてキメの細かい輝く肌、目の下には少しだけソバカスがある。 鼻筋がスッとしている高い鼻、少し薄めの唇。 キリッと整えられた眉毛と少しだけ寝癖はついているけど似合う長さに切られている髪の毛。 大大大好きなお兄ちゃんの顔を見詰めながら・・・ 見詰めながら・・・ 私は、手を伸ばした・・・。 お兄ちゃんの下半身に、手を伸ばして・・・ 朝だからそうなっている下半身に、 少しだけ、触れた・・・。
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