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──────────・・・・ ギシ──────...という音と、ベッドが少し動いた振動で目を開ける。 目を開けると、お兄ちゃんがベッドに入るところだった。 シングルベッドの隅っこに寝転がっていた私の隣に・・・。 そして、掛け布団を持ち上げた時に私の姿を見て困ったように笑った。 この姿の時は、私がそういうことをして欲しい時だと知っているから・・・。 「今日は、もう遅いし・・・。 りーちゃんも寝てたでしょ・・・?」 「少し寝たから元気になったよ?」 私の返事にお兄ちゃんは困った顔で笑い続ける。 でも・・・ ちゃんと、私の姿を見ている・・・。 それが堪らなく嬉しくて、掛け布団の中でピンク色のカーディガンをゆっくりと脱いだ・・・。 そして・・・ 私の隣に寝転がろうとしているお兄ちゃんに、見せる・・・。 ピンク色のナイトドレスの胸の所を少しだけずらし・・・ 胸の先を少しだけ見せ、お兄ちゃんに口を開く・・・。 鋭い歯で噛み付くわけではなく・・・。 甘く、噛む・・・。 甘噛みをする・・・。 「お兄ちゃんだって、私とエッチなことしたいでしょ?」 「それは・・・うん・・・。」 「お兄ちゃんだって、私のこと好きでしょ?」 「うん・・・。」 「私もお兄ちゃんのこと好きだよ?」 「うん・・・。」 私の胸の先を興奮した顔で見ているお兄ちゃんを見ながら、ニヤニヤしてきてしまい・・・そんな顔のまま、また口を開く・・・。 「お兄ちゃん、私を戴いて・・・?」 そう言った私に、お兄ちゃんの瞳が揺れていく・・・。 でも・・・ ゆっくりと、私の胸に顔を近付けてきて・・・ 胸の先に向かって、近付いてきて・・・ それがお兄ちゃんの少し薄い唇に触れそうになった時・・・ お兄ちゃんが私の顔を見てきた・・・。 興奮しながらも、真剣な顔で・・・ そして・・・ 「ありがたく、戴きます・・・。」 そう言って・・・ 唇を開き・・・ 私の胸の先に・・・ 噛み付いてきた・・・。 甘く、甘く・・・ 噛み付いてきた・・・。
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