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「りーちゃん・・・っ」
私を呼びながら、切ない顔で私のことを見てくる・・・。
なので、言う・・・。
「入れていいよ・・・。」
今日もそう言う・・・。
なのに、お兄ちゃんは泣きそうな顔で首を横に振る・・・。
今日も首を横に振る・・・。
「この先は・・・りーちゃんの彼氏だけ・・・。」
「彼氏なんて・・・いらないもん・・・。
お兄ちゃんだけでいいもん・・・。
血も繋がってないし・・・結婚出来るもん・・・。」
今日もお兄ちゃんにそう伝えると、お兄ちゃんは泣きそうな顔で笑った・・・。
「お兄ちゃん・・・好き・・・。」
「うん・・・僕も、好き・・・。」
そう返してくれるのに、お兄ちゃんはいつもこの先には進んでくれない・・・。
「りーちゃん、ごめんね・・・。
こんなお兄ちゃんで、ごめんね・・・。」
そう言ったかと思ったら・・・
私が1番気持ち良い所を、今度はゆっくりと深く動かしてきて・・・
「りーちゃん・・・可愛い・・・。」
そう言って、私の顔に・・・
お兄ちゃんの顔を近付けてきて・・・
カプ──────...と、私の頬を甘噛みし・・・
その瞬間、無理だと思った5回目に達した・・・。
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