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キャンバスの空、色で染めてく。
黒色、滲んで青色
血が混じった夕焼け色
一周して黒に染まってく。
一日が過ぎ去っても。
これから始まっても。
この解放に溢れる程の空。
文字通りな「自由」を感じた。
解釈も違って、いっそ清々しくて。
迷って止まっても
気付けばまた、空は染まってく。
風に押されて進んでいく雲みたいに。
赴くままに進む鳥のように。
この空の自由の間を縫って、
新たに繕うのだ。
ああ、いつか意識が落ちる時の。
……空は、どんな色だろう?
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