現実に目覚めて

7/11
前へ
/110ページ
次へ
そんな時イーダは見かけたいじめられている少年を。 「うわああぁんお姉ちゃああぁん!!」 「おらおらおらっ!」 リンチを散々受ける少年。 「おいやめとけよ!」イーダは止めに入った。 イーダも散々いじめられてきたからか、正義感は人一倍強かった。 「なんだ兄ちゃん?お前もいじめられに来たのか?」 不良は聞いてくる。 「違うけど集団で無抵抗な子に暴力振るうのはやめろよ!」 イーダは怒った。 「よくみたらアンタもムカつく顔してるな?」 「おうしてるしてる!」 不良達は揃いも揃ってイーダを小馬鹿にしだした。 「あんさん、ワイを助けに来てくれたんは嬉しいけどな、あかんであんさんも標的にされるで」 「いじめられっ子は黙ってろ!」 少年は顔を踏んづけられる。 「チイチイ弟よ良かったなこんなお前でも仲間が出来るぞ!」 少年チイチイ弟は揶揄われまくる。 「おいやめろ!」 イーダは気功波を放った。 「うわっ!なんだ今のは!?」 不良は驚いた今ので。何故ならイーダは光球を撃ち放ったからだ。 「驚いたか?今のは苦境を散々耐え忍んで身につけた技だ!」 イーダはこう答えた。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加