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就職してイーダは頑張った。
そしてそしてイーダは親や姉に言った。
「母さん、姉さん!僕就職したよ!」
ところが母や姉は言った。
「正社員なの?」
「月給は?」
と。
イーダは返答に困ってしまう。何故ならイーダは正社員ではなく派遣社員、しかも時給制で月給で換算するとどれくらいかもわからない。
何故なら5年間ニートだったイーダを正社員として雇ってくれる会社はどこにも無かったのだ。
「どこだって良いじゃん!就職したんだからさ、ちょっとでも褒めてよ!」
「なんで?周りのアンタと同じ歳の子は自立して結婚してるのよ!それなのにアンタは!」
「正社員じゃないの!?それで年取ったらどうやって食っていくつもり!?」
母や姉はこれでもかと言うほどイーダをディスる。
認めてくれない母や姉に幻滅したイーダは家を出て行った。
嘘じゃんかよ、就職したら喜んでくれるって。
母や姉は僕をスーパーマンとでも思っているのかよ?
一人暮らししたら認めてくれるんだろ?
だったらそうしてやるよ。
イーダは一人暮らしする事にした。
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