初恋
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多分、その時、顔も名前もわからないその子に恋をした。子どもだったオレの右頬に触れた髪とささやき、そしてふわっと漂った香り。 「
将宗
(
まさむね
)
、見つけた?」 「あ、うん」 母親に声をかけられるまでオレはあの時何をしていたのだろう。もう一度しゃがんで目当ての本を取る。 「どうしたの? ボーッとして。大丈夫?」 「うん、なんでもない。大丈夫」 誰? 今のは何? 「好き」って言った?
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