同棲する前に決めたこと

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同棲する前に決めたこと

夫は一人っ子で他人と住んだ事はないから結婚前に同棲をしてみたいと言ったので、ネットで色々調べて、やる事リストを作りました。    1.両家の親に「結婚前提の同棲」だと挨拶に行った    カミングアウト後の旅先で夫から、 「結婚しよう」 と軽い感じで言われました。病気を受け止めた上で、一緒に暮らしてみたいと思ったそうです。ですから一応「結婚前提のお試し同棲」という名目で両家の親に挨拶に行きました。親を安心させたかったので、きちんと説明。    2.同棲費用を貯める為に「共同貯金」を始めた    私名義の口座を作り、今も毎月入金。交際4か月目の時に、8ヶ月目から同棲を始めようと目標も決めました。    3.生活費と家事分担を決めた    生活費と家事分担は、あらかじめ決めておかないとトラブルになるケースが多いそうです。    生活費は当時の私は毎月5万円を家計に入れました。食費と共同貯金代。あとは夫が支払ってくれました。    家事分担は夫がお風呂掃除、ゴミ捨て。あとは私。  料理は苦手だけど、この頃は結婚の準備だと思って、家庭教師のトライさんの料理を教えてくれる先生に教わったり、宅配のミールキットで練習をしました。大変でしたが、それなりに楽しかったです。    義母に夫のワイシャツの襟と袖を手洗いするように頼まれました。正直めんどくさかったけど、愛する人の為にとゴシゴシ棒ブラシで擦っていたら生地が傷んでしまったという失敗も。  夫は怒りもせずに、 「もうこのワイシャツ古いからね」 で気にせず、責められなかったので安心しました。    夫は私がやらかした事に対して人格否定やバカにする事は言わない人。    掃除について。水周りはとても気になるので、その都度、小まめに洗います。でも、掃除機は荷物をどかしてかけるのが負担で、数ヶ月に1回しか出来ません。私は視力が悪いのでホコリは見えてないから気づかない……を免罪符にしています。  夫とは清潔に対する感覚が似ているところも共に生活できると思いました。相手が潔癖症の人だったら上手くいかないだろうから。    4.新居の立地    部屋の間取りは広めの2DK。  1部屋は寝室、1部屋はテーブルを置いてご飯を食べたり、パソコンをしたり、居間代わりに使っています。  お互いの部屋はないけど、寂しがりやの私にはちょうど良かったです。夫も最初から違和感がなかったそうです    さらに新居は実家から自転車で5分と近いから安心です。母が具合悪い時にもすぐ駆けつけられるし、私が鬱の時でも寝たきりにならなければギリギリ通える距離。  若い頃に実家から離れて暮らした時は寂しくて寂しくて仕方なかったので、精神面でも解決です。  
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