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はじめまして
はじめまして、躁鬱奥さんのぴーたんと申します。
躁鬱とは、かつての「躁うつ病」、いまでいう「双極性障害」のこと。
双極性障害になってから11年目の41歳。
精神障害者保健福祉手帳2級です。
私の人生は心身の病気のオンパレード。現在も体調が良い! 元気! と言える日はありません。
身体の病気では、小一で卵巣嚢腫、小児肝臓病。
20歳で麻疹になり42度の熱が1週間続き入院、後遺症で記憶力低下。
20代から糖尿病(現在の合併症は単純性網膜症、腎症2期、軽めの神経障害)
高眼圧症、糖尿病黄斑症。
階段から落ちて尾骨骨折。頸椎も痛め一年牽引に通いました。
原因不明の発熱が続く不明熱を2年罹患。
偏頭痛と緊張型頭痛もち。
ストレートネックと頚椎症。
右肘骨折。
30代前半で四十肩。
膀胱憩室があり頻繁に膀胱炎。
37歳頃から早い更年期の症状。
その他にもテニスをしてないのにテニス肘、仕事でストレス性胃炎、血便がでた事も。
兄からは、
「病気のデパート」、
姉からは、
「痛い痛いと言ってる病」
と呼ばれたくらいです。
たぶん今まで30種類くらいの病気を経験。
今回は精神疾患の
「離人症・現実感消失」と「双極性障害」
をメインテーマにしました。
中学生の時に離人症・現実感消失を発症、不定期に突然訪れる発作をなんとかやり過ごしていました。
30歳の時に離人症・現実感消失の治療目的で心療内科を受診したところ、双極性障害1型と診断されました。
病気ではないですが、HSP、母子分離不安、アダルトチルドレンの傾向もあります。
本書を書く目的は、
1.双極性障害と離人症・現実感消失の認知度が上がる事。
2.精神疾患患者の恋愛や結婚生活を知ってもらう事。
この2点です。
双極性障害や離人症・現実感消失は、うつ病に比べたら罹患者数も少なく、認知度も高いわけではないので、これを機に多くの方に知っていただきたいです。
精神疾患の人への偏見は凄まじいものがありますが、そのほとんどは病気の正しい知識がない人。心ない言葉に傷ついてきました。
私や家族も私が当事者になるまで、精神疾患の方への偏見が少なからずあったと思います。70代の親世代は特に心療内科や精神科への抵抗が強かったです。だから、そう思ってしまう人がいる事も理解が出来ます。
けれど、先入観で病気になった人だけが特別メンタルが弱いと思ってしまう人もいます。ですが、みんな精神疾患になる可能性はあるのです。
これは私の一体験ですが、双極性障害になる前にあった躁のような症状、発症後の2度の寝たきり鬱エピソードも含め、読まれた方や周りの方が、もしかしたら自分も躁鬱かも? と気づくキッカケになったら幸いです。
なぜなら、双極性障害は早い段階で治療した方がいいからです。私みたいに年中、躁鬱の波を繰り返す人が増えないで欲しいです。本当に生きづらくなります。
私のTwitterは闘病垢で、同じように精神疾患を抱えたフォロワーさんが1000人弱います。
結婚されている方もいらっしゃいますが、病気の為に恋愛や結婚、子供を諦めてしまっている方も多い印象。
私は母と同時期に仲の良かった40代の姉が病気になり、心の拠り所を二人も失うのではないかという恐怖から、今後の人生がお先真っ暗に見え、婚活を開始しました。
今年で結婚5年目です。病気をカミングアウトする時期、精神疾患のある人のパートナーに向いていると感じた特徴、夫婦での病気との向き合い方なども参考にしていただけたら。
37歳頃から更年期障害のような症状が出始め、不妊検査をしたところ閉経間近の数値と言われ愕然。高齢出産の年齢、夫婦で不妊の要因もあり、私は糖尿病も。条件が悪く1度は不妊治療を諦めるも再開した理由は……。
私の体験談を通じて、双極性障害や離人症・現実感消失のパートナーの方や周りの方の病気への理解が深まる事を願っています。
また、恋愛や結婚に躊躇ってしまう精神疾患の方の背中を押せたら嬉しいです。
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