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「……CrazieR」
「何て?聞こえねえよ。動くのやめる?」
ずく。
びくん!
「……ぃや、だ……Craz…ieR――……ぁ」
へえ。
CrazieR。
確かに。
「お前らしいな」
そして、そのままハヤセのイイところをとことん抉ってやりつつ。
「ついでに、籍入れる?」
「せ、……き」
「結婚する?」
「……う、ん」
「で。どうしてほしい?もっと、だよな?」
「も、と……もっ……速、く」
っとに。もともと直球しか投げないけど、最中は、いつも以上に素直になるんだよな。
くす。
「はいはい。今日は俺を満足させるまで寝かせてやらねえからな。頑張れよ」
湿った音と、肌がぶつかる音。
楽しげにハヤセを煽る声と、うわ言のように喘ぎ、荻野の耳に囁く声。
Heat中のハヤセはとことん荻野を求めるが、荻野も荻野で、際限がない。
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