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「博士、聞いてください、心です」
「どれどれ」
「ねむれ〜よ〜、いとし〜い〜、お〜まえ〜」
「それが君の心なのかい」
「心を震わせる歌声です」
「そうきたか。でも、どうして子守唄なんだい」
「博士は働き過ぎです。博士には休養が必要です」
「あっはっは！ お心遣いありがとう」
「ついに心を手に入れたのですか」
「そうだね、これは立派な心の親鳥だ」
「心は鳥類だったのですね」
「鶏が先か、卵が先か」
「卵が先でしたね」
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