月陽を慰めたい瑞穂

4/4
前へ
/72ページ
次へ
そうしている間に母がおやつを持ってドアをノックする。 月陽「…あっ!」 あわてておなかをしまい起き上がる月陽。母が持って来たのは給食で出されるぶどうのゼリーだった。 睦月「2人とも、おやつ持って来たよ。 …月陽、落ち着いた?もし来週学校行く時はあまり無理はしないでね。」 月陽「…うん。あ、これって……」 瑞穂「月陽の好きなゼリーだ。実は私も給食で食べずに持って帰って来ちゃったんだ。」 月陽「瑞穂も持って来てくれたの。 …ありがとう。」 瑞穂「とりあえずおばさんが持って来たの食べよう。これは2つとも月陽にあげる!私も月陽には元気になってほしいから!」 月陽「本当にありがとね瑞穂。持つべきものは友達だよ…」 瑞穂の励ましで月陽は少し元気になった。そして夜中、月陽は夢を見ることになる。
/72ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加