のんびり魔王

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のんびり魔王

魔王は、くたびれていた。 「王は、まだ来ないのか?」 と。 水晶を通して、みてみると鎧のブランドの話で、兵士と揉めあっているではないか!? 「おい!姫!」 びっくりして、姫に伝えようとするが、声が出ない。 「ん?どうしたの?」 「あっ。あのな。。。」 「うん。」 いつも通り、姫は、ノロノロと答える。 魔王は、思った。 このまま、姫にこの状況を伝えたら、どうなるだろうか。 まぁ、伝えてみたほうが、面白いことには間違いなかった。 「姫。親がバカみたいな、揉め事してるぞ。」 そういった。すると、姫は好奇心おうせいな、表情で 「えっ。見せて見せて!」 といった。
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