夢で見た夜景

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新宿駅からほど近い居酒屋に入って、3人が入れる席を確保した。 真雪と僕は、まずはビールで乾杯して飲み始めた。 最初のうちはお互いの近況などを話したけれど僕は涼玖のことを話してみようと思い立った。 「涼玖のこと、どう思う?」 唐突な質問に真雪は、 「どう思う…って?」 と言ってきたので僕は、 「真雪と涼玖は、付き合わないのかなと思って…」 と話した。 「何でそう思うの?」 と真雪に聞かれた僕は、 「2人が話す姿を見ていると、楽しそうに見えるからだよ!」 と正直な感想を話した。 そうこうしているうちに涼玖が来て、この話は中断となった。 3人であらためて乾杯して、飲みはじめた。 途中真雪がお手洗いに行くために席を立ったので、今度は涼玖に真雪のことを話してみた。 「涼玖は真雪のこと、どう思う?」 この質問に涼玖は、 「うん、好きだよ!」 と話してくれた。 涼玖がこんなに率直に自分の気持ちを話してくれるとは思ってもいなかった僕は少し驚いたけれど、 「涼玖、今日僕は先に帰るから、真雪に告白してみれば…」 と少し強引に薦めてみた。
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