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真雪が席に戻ると、3人で楽しく話をしながら飲んだけれど、僕は途中でスマートフォンを操作するふりをして、
「ごめん、ちょっと急用ができたから先に帰るよ!
2人で楽しんで…」
と話をすると真雪が、
「えっ…帰っちゃうの…」
と少し残念そうに言葉をかけてくれたので、
「ごめんね!
また、飲もうね!」
と話して、お金を置いて席を立って居酒屋を出た。
僕が席を立つときに涼玖の肩をポンとたたくと涼玖は頷いていた。
僕は時別に用事もなかったので、まっすぐアパートに帰宅した。
アパートに帰ってから僕は、ベットに寝そべって天井を見ながら、今日涼玖は告白するかな…と考えていた。
2人の付き合いが始まったら、3人で飲む機会も減るから僕は少し寂しいような気持ちもあったけれど、2人が上手くいってくれたらそれで良いと考えていた。
その後涼玖から連絡があって、真雪と付き合うことになったと教えてくれた。
これ以降3人で会う機会は、めっきり減った。
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