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真雪は何か考え事をしているようで、少し無言の時間があって僕は自分から話しかけた。
「今日は、どうしたの?」
僕が率直に質問すると真雪が、
「涼玖のことなんだけどね…」
と話を始めた。
「涼玖には、婚約者がいるみたいなのよ!」
僕は信じられない思いで、
「えっ…ホント!」
と言葉を返した。
「1年くらい前に3人で飲んだ時、
『真雪と涼玖は、付き合わないのかなと思って…』
と志月から言われたとき私はショックだった。」
真雪から言われた言葉に僕は、
「何故?」
と聞くと真雪が、
「だって私は、志月のことが好きだから…」
と答えてくれた。
「その時の私は、志月は私のこと何とも思ってないんだと思って、少し悲しかった!」
と正直な気持ちを話してくれた。
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