ゼンって意外とかっこいい

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ゼンって意外とかっこいい

 謎のリンゴを食べたゼンは、倒れてしまった。 「ゼン!ゼン!」 するとドアから人が入って来て、 「そいつの薬が欲しかったらその女をこっちにわたしな!」 「それはできないわ。」 「そんなことをして良いのかな?白雪!」 そこには、バーミリオン王国第一王子がいた、 「あなたの仕業だったのね!」 「だって今日君迎えにくると伝えたいずでは?君が勝手に俺から逃げているのですよ!」 「白雪もしかして、この人から逃げてここに。」 「はい…。」 「その男がどうなっても良いのか!?」 「わかった…そっちに行くわ。」 「それで良い。」 「待て白雪そんなことしたら、ゼンが…。」 「大丈夫よ、ゼンは強いもの。」 そして、ゼンたちを柱にくくりつけ、こう言った、 「薬は用意していない。」 「約束と違うじゃないか!」 「そんなの知るか!」 すると、ゼンが目を覚ました、 「俺は大丈夫だ、毒には少々慣れているのでね。」 そして、ゼンたは縄を切って、近くにいた兵士たちをあっという間に倒してしまった、 「後はお前でけだぞ、バーミリオン王国第一王子!」 「そんな口を聞いて良いと思ってるのか?俺はバーミリオン王国第一王子だぞ!」 「それが?」 「貴様何者だ!?」 「俺はトゥラン王国第二王子ゼンだ!」 「貴様が王子だと!ふざけるな!」 「じゃあこの剣の印を見てみろ!」 「本物だ。」 「分かったらさっさと仲間を連れて去れ!」 「はい!」 そして、王子は去って行った。 「ゼン大丈夫なの?あっ、ゼン王子。」 「大丈夫だ、あと白雪王子は余計だ。」 「でも…。」 「じゃ、お願いだ呼び捨てで呼んで。」 「そこまで言うなら、わかった。」
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