戦い

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戦い

「私は部屋に戻るね。」 「うん、分かった、また明日の6時に。白雪」 「おやすみなさい。」 「うん、おやすみ。」 白雪は部屋に戻り勉強を初めた、もちろん魔法の、白雪はその後2時間勉強をしたあとに日記を書き初めた。 『今日はゼンが何か言おうといて途中でやめた、ノエルによるとゼンがしっかりしたらその話を聞けるそうだ。私はその時まで楽しみに待っているわ。』 と日記に書いた。 ー次の日ー 「今日は今までのおさらいで、俺と戦ってみようか。」 「え!?」 「大丈夫、俺は回復魔法も使えるから。」 「分かった。」 「この石が地面に落ちたら、試合開始だ、構えて。」 トン、石が地面に落ちた。 白雪はあっという間に負けた。 「大丈夫か!白雪、回復させるよ。」 「これくらい、大丈夫だし、私も回復魔法使えるって忘れた?」 「そうだったか?」 「最初に出会ったときに使ってでしょう?」 「ああ。」 「じゃあ、あのとき私が治さなくても、自分で治せたんじゃ。」 「確かに、そうだな。」 2人は笑いあった。 「じゃあ、今日はここまで。しっかり休めよ。」 「うん、ありがと。」 ゼンは自分の部屋に戻って行った。 ー白雪の部屋ー   どうして私は負けたのかな。 ゼンの動きは早かった。 強化魔法かな? そっか、明日、強化魔法教えてもらお。  そうだ、ゼンにいいお湯作ってあげよっ! ーゼンの部屋ー 白雪、体大丈夫かな。  そうだ、白雪にいいお湯作ってあげよっ! ーゼンと白雪をつなぐ廊下ー    2人はばったり廊下で会った。 2人とも同じ物を持っていた。 「これ私/俺が作ったいいお湯なんだけど。」 「え」 「おんなじの作ってるじゃん、ゼン」 「白雪こそ。」 2人は笑いあった。 「じゃあ交換する?ぜん。」 「うん、そうしようか。」 2人は交換して手をふってそれぞれの部屋に帰って行った。
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